Stage 4
ラスバベル中枢
(地下101階)での戦い
辛くも崩落事故を生き延びたリュパン。
彼は刑事たちが何かを隠しているのではないかと疑い、ラスバベル地下中枢エリアに侵入する。
と、そこで怪盗忍者コジロウと再会するリュパン。
「逃げ回ることだけは得意なのだな。貴様は……」
結果二人は合同調査をすることになる。
しかし、そんな彼らの動向をよく思わないスパイ刑事ヴォンドは、ギャバコップとその量産型を引き連れ二人を襲撃する。
「あなた達は知ってはいけないことを知ってしまった」
圧倒的な戦闘能力を誇るギャバコップを相手に苦戦する怪盗二人。
このままでは調査もおぼつかない。
「まだゲンナイから受け取った報酬分、働いてないからな……」
と、嘯きながら彼らの足止めを買って出るコジロウ。
激戦の末、刺し違えになりながらも、コジロウはギャバコップの中枢回路に、ゲンナイのメモリーチップを埋め込むことに成功する。
『目を覚まして、お父様!』
娘のメモリーによってショートを起こしたギャバコップは、一時的に先代絡繰り怪盗ゲンナイとしての人格を取り戻す。
「初代ゲンナイ復活!」
先代ゲンナイは量産型ギャバコップのコントロールを奪い、彼らを用いて地上フロアへと続く人間梯子を作り上げる。
「いけ、リュパンくん!そして刑事たちの暴走を止めろ!」
地上への梯子を駆け上がるリュパン。
それを見届けた後、ゲンナイは自らのコアを暴走させ、量産型もろとも中枢エリアを吹き飛ばすのであった。
ラスバベルの秘密。
それはビル自体が人類の更生、再教育を目的とした巨大な洗脳システムなのだという。
その起動コアとなるのが二つの秘宝、白夜の月と闇夜の月であった。
かつての友人の暴走を食い止めるべく、リュパンは最上階フロア、ラスバベルコントロールルームへと急ぐのであった。
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