風凪




嗣矩真地方の田舎町に住んでいたごく普通の少女。
母親は王冠戦争の英雄、風凪優輝。
父親は不明。
亜矩真事件の数少ない生き残りで、
自身を助けてくれた炎の小鳥に導かれ
レジスタンスの一員となる。
人見知りで争いを好まない性格だが、
母親譲りの高い身体能力を発揮し、
レジスタンスに入って早々、
帝国騎士団を相手に多大な戦果を挙げる。
 未知なる力を内に秘め、
極限状況まで追い込まれると凄まじい魔法力を発揮。
謎の大型魔法獣騎を召喚したこともある。


 

剣菜に仕える炎の鳥。
戦闘時は彼女や彼女の
魔法獣騎に同化し
炎の力を与える。
性格は温厚で礼儀正しいが、
なぜかレジスタンスのリーダーに
対してだけは
邪険な態度をとる。

「しっかりしなさい、
剣菜。
あなたはこの大陸の
救世主になる………
はず?」



 シン

剣菜に従う鋼鉄の狼。
彼女や彼女の魔法獣騎と同化し、鋼の力を与える。
あまりに無口なため
彼が喋れることに
気づかない者も?

「……………これも
ひとつの運命か」
 


「ふふふ。
なかなかおもしろい瞳の輝きをもつ女の子だね。
さていつだか似たような目をした男に
会ったことがあるような」
「あなたが、レジスタンスのリーダーさんですか?」
卒倒しそうになるのを懸命にこらえ、
目の前の男性と向き合う。

と、いうのも彼の半身は…………、




ミスターK

レジスタンス三獣騎のリーダー。
過去の戦いで半身を失うも、
これはこれでと本人は楽しそう。
かなりの切れ者で、
少数のレジスタンスを操り帝国騎士団を翻弄する。




「この剣は………………いったい?」
「これはとある男の忘れ形見さ。
君ならまあ使いこなせるだろう」

 手にした剣から伝わる柔らかな温もり。
初めて手にしたはずの剣なのに、
どこか懐かしい…………。

「さあ、戦うがいい剣菜。
そして 君の運命の旅を楽しみたまえ」



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